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当院は、薬だけでなく、栄養素の働きによって治療/予防に取り組みます。
分子整合栄養医学(オーソモレキュラー療法)のご案内
人間ドックで異常なしだが、なんとなく体調が思わしくないし、気分も沈みがち。
このような症状の多くは、実は栄養の不足やバランスの乱れが関係しています。
当院では分子整合栄養医学をおこなっており、その中でサプリメントを併用しております。
当院の栄養療法は、詳細な血液検査からはじまります。血液検査データは、身体の中の様子、それも栄養状態を明快に指し示す指標だからです。
また、サプリメントの作用を血液検査によって評価するため、選択された栄養素が作用しているのかどうかを化学的に評価することができます。
適応疾患
うつ・パニック障害などの精神疾患、起立性調節障害(OD)、ADHD・自閉症スペクトラムなどの発達障害、不定愁訴、めまい・頭痛、アレルギー、アトピー、慢性疲労、疾患予防、自律神経失調症、糖尿病・・・など
治療の流れ
問診・血液検査
現在のお悩みや症状を把握するための事前チェックリストへのご記入や、血液・尿の検査を行っていただきます。
検査結果のご説明
検査データに基づき解析された結果のご説明をいたします。
治療
検査結果に応じ、食事療法などで治療を開始します。
特徴
栄養解析
オーソモレキュラー療法(栄養療法)は、詳細な血液検査からはじまります。血液検査データは、身体の中の様子、それも栄養状態を明快にかつ、客観的に指し示す指標だからです。
その血液検査データを、栄養医学(”分子整合栄養医学“)の方法論とこれまで蓄積してきた統計的臨床データに基づき、患者さんに必要な栄養素とその量を医師自らが解析し、レポートします。
血液検査の解釈例
検査項目 | 検査値 | 従来の判断 | 栄養医学的判断 |
---|---|---|---|
GOT | 21 | 肝機能正常 | ビタミンB欠乏 |
GPT | 11 | 肝機能正常 | ビタミンB欠乏 |
ALP | 87 | 肝機能正常 | 亜鉛欠乏 |
尿素窒素 | 11.2 | 腎機能正常 | アミノ酸欠乏 |
クレアチニン | 0.49 | 腎機能正常 | アミノ酸欠乏 |
フェリチン | 6 | (測定しない) | 鉄欠乏 |
特殊検査
低血糖検査(5時間糖負荷試験)
うつ、動悸、パニック、起立性調節障害(OD)、自律神経失調症、慢性疲労症候群、統合失調症などの原因が低血糖症であることがあります。
当院では、5時間糖負荷試験により低血糖症の診断を行っております。
75gブドウ糖摂取後の血糖、インスリンを5時間調べることにより、自律神経の反応と症状の関係を調べる検査です。(通常の糖尿病の診断のために行う2時間糖負荷試験とは違います。)
多くは糖負荷後3~4時間後に低血糖症がみられ、2時間糖負荷試験では低血糖症をみつけることができません。5時間糖負荷試験を行うことで、低血糖症の診断をつけることができます。
遅発型アレルギー検査(120項目)
最近注目されている検査で、120項目の食品に対するアレルギー反応を検査します。
どういった食べ物でアレルギーを起こしているかを知るために有効な検査です。
詳しくは、アンブロシアのサイトをご覧ください。
メディカルサプリメント
当院のオーソモレキュラー療法(栄養療法)で使用するサプリメントは、専用に開発・製造されたメディカルサプリメントを使用します。
当院がご提案するサプリメントについて
- 医療機関でのみ用いられているサプリメントです。
- 高純度・高濃度の原材料を使用しています。
- GMP(医薬品製造基準)準拠のもと徹底した生産管理を行っています。
実践
3カ月後、症状の改善を伺うために診察し、作用をみるために血液検査解析を行っていただきます。
栄養状態の改善に伴い、サプリメントの調整を行います。
*栄養療法は予約制・完全自費診療となっております。
各種料金表を参照してください。
ご希望の方は、お電話(086-251-3131)にてご予約ください。
※オーソモレキュラー療法は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものとなります。
※オーソモレキュラー療法のリスク・副作用などは特にございませんが、採血後に刺入部の発赤が稀に起こる可能性があります。